3.歯周病と糖尿病
糖尿病になると、歯周病になりやすいことがわかっています。血管の血糖値が上昇すると歯肉の感染防御機能が低下して、炎症が起こりやすくなります。また逆に歯周病の状態が悪くなると、糖尿病が悪化することがわかってきました。内科的治療と歯周病治療(抗菌療法)をすると、血糖コントロールの状態を示す空腹時血糖値やHbA1cの値が当医院の
患者様(下記)でも改善しました。健康診断で血糖値が高いと言われたら、食生活や運動不足に注意するとともに、歯周病の治療も受けて下さい。
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優 |
良 |
可 |
不可 |
| 空腹時血糖(mg/dL) |
100未満 |
100〜119 |
120〜139 |
140以上 |
| 食事2時間血糖(mg/dL) |
120未満 |
120〜169 |
170〜199 |
200以上 |
| HbA1c(%) |
5.8未満 |
5.8〜6.5 |
6.6〜7.9 |
8.0以上 |
| 70歳 女性 |
初診の
血糖値 |
抗菌療法後の血糖値 |
| 空腹時血糖(mg/dL) |
256 |
111 |
| HbA1c |
9.3 |
7.15 |
4.歯周病と肺炎
食べ物を誤って気道に入れてしまい、歯周病菌が肺や気管支に感染するケース(誤嚥性肺炎)は、寝たきりのお年寄りに多くみられますが、口の中の細菌が少なければ肺炎のリスクを減らすことができます。そのためには健康なときから、口の中を清潔に保つ習慣をつけることが大切です。 5.その他
歯周病は低体重児出産、早産のリスクを高めます。骨粗鬆症になると、歯周病が進行するリスクは約2倍に高まると言われています。 |